Thailand : Vibhavadi Hospital PCL.
2016/10/09

DarkoStojanovic / Pixabay
2016年9月20日付の日本経済新聞の記事「日揮、カンボジアで運営の病院が10月に開院」によると、カンボジアのプノンペンで、日揮株式会社などが運営する病院が10月に開院するそうです。
病院を所有・運営する合弁の事業会社に日揮は出資比率で52%となる1460万ドル(約15億円)を投資。海外で初めて病院事業に出資した。このほか官民ファンドの産業革新機構とKNIの関連会社も出資した。従業員は125人で、うち日本人は25人。
石油精製プラントなどの設備建設の日揮が、病院運営をすでに日本国内で、そして海外でも行うのは意外でした。また、東南アジア諸国での投資を視野に入れている日本の病院再生ファンドも有ります。
タイでは、病院の買収のニュースがありましたでの、ご紹介します。
2016年9月14日、タイランド証券取引所に上場するVibhavadi Medical Centre(ウィパワディー・メディカルセンター)が、Bangpo General Hospital(バンポー・ゼネラル・ホスピタル)の株式28.57%を3億バーツ(約880百万円)で取得しました。
Vibhavadi Hospital buys stakes in Bangpo Hospital for $8.6m
Vibhavadi Medical Centreにとっては18つ目の病院投資、また過去5年間で28.65百万米ドルを投資して5つの病院を開設したそうです。
タイには2大私立病院チェーンはあるそうです。タイとカンボジアに42病院を運営するBangkok Dusit Medical Services、そして中東からモンゴルまで病院を運営するBumrungrad Pclです。